
我が家もそこそこのお金持ちに・・・。
あなたも1度くらいは考えたことがあるんじゃないでしょうか?
わたしは星の数ほどあります(笑)。
ですが、そうは考えてはみたものの、何か特別なアクションを起こす訳でもなく、わたしは今までお金についてあまり真剣には考えてきませんでした。
しかし、とあることがきっかけで、「稼げるだけ稼いで余裕のある生活を妻にさせてあげたい」とお金に対する考え方が180度変わることになったんです!
結婚しているなら当然だろ、はじめから考えろこの甲斐性なし!!と世の奥様方から怒られそうですね(笑)。
今回は、そんな甲斐性なし夫だったわたしが、心を入れ変えるきっかけになった出来事、我が家に「お金もちもちママ」が誕生したお話についてのご紹介です!
パパまじのこれまで
わたしは、プロフィールfa-external-linkに詳しく記載していますが、幼少期に父と母が離婚し、いわゆる「母子家庭」で育ちました。
生活はお世辞にも「普通」とは言い難く、住まいもおんぼろのアパートで母・わたし・妹の3人暮らし。
お小遣いを貰ったこともなく、洋服もサイズの合っていない貰いものばかりでした。
家庭では、クリスマスや誕生日などの行事とも無縁の環境に育ち、家庭環境やお金について強くコンプレックスを感じていた時期もあります。
そんなわたしも、無事に社会人になり、老舗の医薬品関連会社に無事就職することができました。
安定した老舗会社とはいえ、年功序列が強く残る会社での年収は300万円台ほど・・・。
年収300万円台とはいえ独身であれば、そこそこのお金が毎月使えます、貯金だってできるはずです。
しかし、わたしはお金が入ってきても大好きなバイクをローンで買ったり、毎日飲みに行ったりと浪費し続けました。
結果、独身時代の貯金額はほぼ0円でしたね(笑)。

「いつ死ぬか分からない、今楽しければそれでいいじゃない!」。
こんな考えで日々を過ごしていた、お金にとてもルーズな男です。

素敵な妻との出会い
こんなルーズな男でも素敵な女性と結婚できたなんて、とても運がいいです!
本当に運だけはいいんですよ(笑)。
妻との最初の出会いは、大学卒業後に新卒で入社した医薬品関連会社でした。
同期入社だったわたしたちは、お互いに話やすい人との印象をもっていたようで、研修の席も近く、直ぐに意気投合しました。
ですが、当時はお互いに交際相手がいて、あくまでも仲の良い同僚という感覚です。
わたしが恋愛に悩み、相談にのってくれていたのも妻でした(笑)。
この時は、「2人きりで飲んでも絶対になにも起こらない相手」。
そうお互いに思っていました・・・。
ですが、世の中に絶対なんてありませんでしたね(笑)。
わたしが医薬品関連会社を辞め、転職した数年後に、お酒に酔った妻から何気ない電話があり、再び連絡を取り合うようになりました。
その電話がきっかけで、交際に発展し、僅か4ヶ月でのスピード結婚となったんです(笑)。
※授かり婚ではありません。
お金もちもちママの誕生
独身時代に貯金がほぼ0円だったわたしですが、結婚後も浪費が多く、なかなか貯金ができませんでした。
そして、お金に対してあまり真剣ではなかった為、妻と家計についても積極的に話し合いを行うことはなかったんです。
妻もパートに出てくれていましたが、結婚当初、わたしの稼ぎが悪く年収は新卒入社時より減少して、250万円程・・・。
新婚にもかかわらず、住まいは綺麗とは程遠い築40年程の小さなアパート。
大きなゴキブリが頻繁に出没したり、壁が薄く騒音問題で隣人トラブルなどもありました。
ですが、妻は文句ひとつ言わず、「一緒に過ごせるだけでいいよ」といつも笑顔でいてくれたんです。こんな妻を見ていて思いました。

そう決心し、自分を変えるべく、様々な自己投資を行うことにしたんです!
自己投資のお金を捻出する為に、家計の見直しも徹底的に行いました。(※格安SIMの導入、住まいの見直しなど)
家計の見直しや妻の協力にて捻出できたお金で自己投資に励み、少しずつ自信もついてきた結果、仕事でも成果をあげることに成功。
数年で年収は倍以上(小さな会社の役員)になることができました。
これまで、嫌な顔ひとつせずに応援し続けてくれた妻には本当に頭が上りません・・・。
その後は子宝に恵まれて、子まじを授かることもできました!

まだまだ、お金もちではありませんでしたが、公私ともに順調で新築の広いアパートにも引っ越すことができ、普通の生活を楽しんでいました。
ですがある日、衝撃の言葉を耳にしてしまったんです・・・。
①お風呂場から聞こえた「謎の呪文」
仕事後、「ただいま!」と家に帰りましたが、反応がありません。
お風呂場の電気が付いていて、妻と子まじが仲良くお風呂に入っているようです。
耳を傾けると、「キャッキャッ」と子まじの楽しそうな笑い声も聞こえてきます。
家族が楽しそうだと仕事の疲れも癒されますよね!
妻に声をかけようとお風呂に近づくと、徐々に異変に気づきました。
楽しそうな声に混じって、何やら呪文のような声が聞こえてくるんです。

声をかけずに耳を傾けると、
妻:「●●もち●●●な●●●●●●!」
妻:「お●もち●●になります●●●!」
妻:「お金もちもちになりますように!」
妻:「お金もちもちになりますように!」
妻が手をこすり合わせながら、この言葉を呪文のように唱えていたんです!
声色は笑っているようでしたが、わたしは数日間悩みました・・・。

その後、別な日。更に別な日にも、妻が呪文を唱え続けているのを聞いてしまいました・・・。
どうやら彼女のMPは尽きないようですね(笑)。
②お金もちもちになりたい
いくら悩んでも解決できなかったわたしは、思いきって妻に聞いてみることにしました。

すると、妻は恥ずかしそうに、毎日お風呂の中で「お金もちもちになりますように!」と呪文を唱えていることを認めたんです(笑)。
そして、その理由についても話してくれました。
呪文を唱えていた理由
- わたしと同じような家庭環境(父子家庭)で育ったこと
- 昔、おんぼろな借家に住んでいた
- 幼少期に父とお風呂に入る際に、この呪文を習得していたこと
- お金に対してコンプレックスがない訳ではない
理由を聞いたわたしは、忘れかけていた、貧しかった幼少期の頃の思いを鮮明に思い出しました。
妻もお金に対するコンプレックスを感じていたんだ・・・、そう思ったんです。
結婚してから妻は、1度もわたしにものを買って欲しいと言ったことはありません。
洋服や身につけるものだって、安くてコストパフォーマンスの良いものを常に選んでいます。
外食に行きたいともあまり言わないですし、お小遣いだって月1万円で我慢してくれているんですよ。
そんな妻が、笑いながら「毎年旅行に行ったり、マイホームもいいよね・・・」。
・・・こう呟いたんです。
こんな気持ちを持っていたなんて全然知らなかった。
わたしを常に優先に考えて、我慢をしてくれていたんだ・・・。
この日を境に、決意を新たにしました。
それは「お金に対する意識を徹底的に変えて、妻の希望を実現する」こと。
まだ実現してはいませんが、これからも妻を「お金もちもちママ」にするべく、奮闘していきますよ!
※妻のことを隠れて「お金もちもちママ」と名付けることにしました(笑)。



まとめ
妻は理解してくれているはず、いや妻をよく理解しているから問題はない。
このように思う方もいるでしょうし、本当に理解しあえている場合もあるとは思います。
それはとても素晴らしいことですよね!
ですが、奥さんが旦那さんのことを想うばかりに、自分の気持ちに蓋をしていることだってきっとあるはずです。
蓋をした気持ちに、気づけていないことだってある。
わたしの場合は、妻の気持ちに気づけていませんでした。
でも、とあるきっかけにより妻の気持ちを知れて本当に良かったです!
日々を漠然と過ごすのではなく、明確な目標ができましたし、それに向かって努力することで生活にハリもでてきました。
以前より、夫婦仲も良くなりましたし!
さぁ、妻をお金もちもちママにするべく、今日も勉強・仕事・子育てと楽しみながらも奮闘していきたいと思います!
以上、我が家に「お金もちもちママ」が誕生したお話についてのご紹介でした。
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